梅丘寿司の美登利総本店

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寿司の美登利の足跡

梅丘寿司の美登利総本店のあゆみ

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創業者 土屋菊雄の若い頃の修行時代。研修なんてものはなく、
「見て盗む」時代だったという。

創業時から流れる、
お寿司づくりへのDNA

「僕が職人だった頃は回転寿司もまだまだ出始めで、お寿司に対して「高級そう」といったハードルの高さを感じる人が少なくありませんでした。そこでとにかく寿司屋に来て楽しかったな~幸せだな~と感じてもらいたくて、市場の売れ残りを全部買い取って大盤振る舞いしていたんです。それを色々なアイデアで売り尽くすのが職人としては面白かったし、何よりお客さんが美味しそうに食べてくれる笑顔を見られるのが嬉しかったですね。

しかもお会計をする際には、あんなに飲み食いしたのにこの金額とは!とさらに笑顔になって帰っていく。こっちがありがとうっていう立場なのに、お客さんに恵まれているお寿司屋さんなんだと思います」と、自身が板場に立っていたころを振り返る2代目代表取締役社長の梅澤昌司。

今でも人気のある「元祖穴子一本付」は、その当時に誕生したもの。お客様を楽しませたいといった経緯で生まれたというが、抜群の鮮度に加え、ネタの圧倒的なボリューム感、ふわふわの柔らかい穴子が口いっぱいに広がる美味しさで昔も今も変わらぬロングセラーメニューです。

当時は500円、今は800円。食材の原価が上がるなか、40年以上経つのにたった300円しか値上がっていないのは企業努力の賜物に他なりません。

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1977年の創業以来、安さ、おいしさ、ネタの豊富さ、新鮮さがそろった人気店として行列の絶えない『梅丘寿司の美登利総本店』。2022年1月現在では、海外含め30店舗ある『梅丘寿司の美登利総本店』にまで拡大。どの店舗も活気があり、話題の人気店として地域に根付いています。

創業当時は店舗も少なく、多忙な日々でしたが、職人一同やり甲斐を感じながらひたすらに仕事に没頭していったものです。この当時のメンバーが、現在の『梅丘寿司の美登利総本店』の基礎を築いたと言っても過言ではありません。

「一つひとつの商品をお客様目線で作ること」という理念を掲げ、こだわりの食材と手頃な価格、豊富なメニューで幅広い世代から支持されている当社。

とりわけ、豊洲直送の旬のネタをふんだんに使った「超特選にぎり」や「元祖穴子一本付」をはじめとするオリジナリティあふれるサービスは、老若男女問わず大人気。ひとりでもファミリーでも、また友達同士で、「今日はお寿司が食べたいな」そう思ったら気軽に立ち寄れるお店です。

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「寿司を通じてお客様に驚きと感動を!」
常々そう説く、創業者の土屋菊雄。

会社名となった「美登利」。その由来は、利他の精神を追求しながら日本の美しい寿司文化を代表するまで登りつめたい、そんな想いから。20世紀に誕生した日本の食文化のお寿司は、今や世界でも人気の食事のひとつです。だからこそ地元の人に受け入れられるちゃんとした寿司を提供したいという理念が根底にあります。

「お客様に喜んでもらうためにどうするか、お客様第一主義というのはよく言われているけれど、本当に実践するのは難しい。お客様に喜んでもらいたいという精神は、先代の頃から何ひとつ変わることはありません寿司は日本の文化。お祝いの日だけでなく、日常でもぜひ「美登利」の寿司を楽しんでほしい」。(2代目代表取締役社長/梅澤 昌司)

当初から変わらぬ理念と、
次の時代への挑戦

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1998年銀座にて開店。老舗が立ち並ぶ銀座の街で、
洗練された技とこだわりの味を武器に、オープン当初より賑わいを見せる。

1998年、「有限会社つちや」から 「株式会社 梅丘寿司の美登利総本店」に商号を変更。同年には、銀座店を開店します。

「店舗が増えていく中でお客様に同じ美味しさを届けるには店舗によって味のバラツキがあってはならない。会社化して従業員全員が共通の味を共有することが大切なんだ」。こうした背景から、「株式会社 梅丘寿司の美登利総本店」の新たな挑戦が始まった。個人商店から会社として強い組織づくりです。

会社を成長させていきたい。100億円企業を目指して一歩一歩進みたい。その想いに突き動かされ、組織の強化を図っていきます。ひとつ一つの課題と向き合い、会社は徐々に変革していくことになりました。

大きく変わったのは社員研修の導入です。今までは店舗ごとにバラバラだったが、社員研修を入れることで職人はもちろんフロアサービスに至るまで、違う店舗であっても同じサービス、味を受けられるようボトムアップを図っていくことになります。

当社で働く人材は成長が早い。そんな評判が立つほど実践的な職場です。また職人中心の職場であったが、近年の組織づくりを受けて個々の従業員のパフォーマンスを最大化。組織全体の生産性やモチベーションを高められるよう、プレイヤーのみならず管理職として部下をマネジメントできる人材の育成にも力を入れています。

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大将と一対一でお鮨に向き合って、
さながら職人と客との真剣勝負のような気迫。  

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お店の盛況ぶりがうかがえる一枚。
今も昔も変わらぬ、地元の人の憩いの場となっている。

お客様の笑顔を、
いつも想う

「他の寿司屋に比べると、やるべきことが多く忙しいので仕事慣れるまではキツイかもしれません。でも熱意と向上心を持って入社すれば、一人前になるのも早い!」。そんな指針を示す当社。

2021年11月には、新業態となる「美登利 昌 成城店」を開店し、創業以来続くお客様に美味しいお寿司を届けたいという想いはますます揺るぎのないものになりました。

これは世田谷・梅ヶ丘を拠点にお寿司づくりを始めてから今に至るまで、私たちの誇りともいうべきもの。そして、私たちのDNAとして受け継がれていくと言っても過言ではありません。

「世代を超え、地域の方々に愛される店にしていきたい。美登利のすしを食べて育ったお子さんが、大人になって家族連れで来店してもらえたら、最高ですね!」そんなふうに話す梅澤。

日本の食文化であるお寿司を未来へ繋げていく。そのために今後も様々な挑戦をしていきたいと考えている、私たち「株式会社 梅丘寿司の美登利総本店」。自分たちに何ができるかを考えながら、これからも私たちは、チャレンジしていく所存です。

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会社概要

会社名
株式会社梅丘寿司の美登利総本店
本社所在地
東京都世田谷区梅丘 1-20-7
TEL
03-5451-5588
事業内容
寿司の製造販売並びに飲食業
代表取締役社長
梅澤 昌司
資本金
5,000万円
会社創立日
平成24年8月1日
社員数
150名(アルバイト含む450名)
※令和5年5月(2023年5月)
年商
74億円
※令和5年5月(2023年5月)
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会社沿革

昭和52年(1977年)
4月 会社設立(有限会社つちや)
昭和59年(1984年)
12月 店舗屋号を「梅丘寿司の美登利」とする
現新館開店
平成5年(1993年)
12月 本館開店
平成9年(1997年)
1月 玉川店開店(玉川高島屋内)
11月 加工センター稼働と同時にデリバリー専門店新設
平成10年(1998年)
5月 社名変更「有限会社つちや」から 「株式会社 梅丘寿司の美登利総本店」
銀座店開店(銀座コリドー街)
平成11年(1999年)
5月 銀座店増床
11月 上町店開店(スーパーオオゼキ内)
平成12年(2000年)
4月 渋谷店開店(渋谷マークシティ内)
5月 高井戸店開店(スーパーオオゼキ内)
平成13年(2001年)
7月 池尻店開店(スーパーオオゼキ内)
11月 新館3階に「ふぐの美登利」開店
12月 大森店開店(スーパーオオゼキ内)
平成14年(2002年)
4月 祖師谷店開店(スーパーオオゼキ内)
平成15年(2003年)
10月 東高円寺店開店(スーパーオオゼキ内)
11月 松原店開店(スーパーオオゼキ内)
平成17年(2005年)
12月 下北沢店開店(スーパーオオゼキ内)
平成21年(2009年)
3月 エチカ池袋店開店
平成22年(2010年)
2月 赤坂店開店(赤坂Bizタワー内)
6月 衛生検査室 新設
9月 吉祥寺店開店(アトレ吉祥寺内)
平成24年(2012年)
8月 会社分割により、新設法人として「株式会社梅丘寿司の美登利総本店」を設立
10月 高田馬場店開店(スーパーオオゼキ内)
平成28年(2016年)
7月 梅丘売店リニューアルオープン
平成29年(2017年)
4月 名古屋店開店
6月 渋谷店リニューアルオープン
平成30年(2018年)
9月 日本橋店開店
11月 香港旺角店開店
平成31年(2019年)
2月 香港青衣店開店
4月 松原店リニューアルオープン
令和元年
9月 香港沙田店開店
11月 梅丘本館リニューアルオープン
令和2年(2020年)
8月 台湾台北大安店開店
10月 阿佐ヶ谷店開店
令和3年(2021年)
2月 武蔵小山店開店
3月 下北沢店リニューアルオープン
6月 新小岩店開店
8月 香港尖沙咀店開店
10月 成城学園前駅店開店
10月 台湾新光三越台北南西店開店
11月 美登利 昌 成城店開店
令和4年(2022年)
6月 梅丘本館から総本店へ名称変更
8月 エチカ池袋店リニューアルオープン
令和5年(2023年)
4月 調布店開店(スーパーオオゼキ内)
4月 つつじヶ丘店開店(スーパーオオゼキ内)
4月 美登利 旬 代々木上原店開店
5月 台湾台中LaLaport店開店
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